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HOME > プリプレス> プリプレス前準備                                                                                                        

入稿データを製版作業前にチェック

プリプレス前準備

DIPの役割

DTPデータを製版作業に流す前に、データの出力適正などを確認する部署(DIP:Digital Imaging Prepress)を設けています。

DIPの役割は主に4つの機能があります。

(1) データチェック

(2) データ修正

(3) データ制作

(4) DTP制作アドバイス

データチェック

DTPデータの確認にあたって、大別すると3つの要件に絞られます。

(1) 一般仕様の確認

(2) フォントの確認

(3) レイアウトの確認

一般仕様の確認

印刷物の基本的な仕様にかかわるDTPデータのチェックを行います。

製版サイズ

印刷物仕様書と、実際に作られたDTPデータのサイズが異なっていることがしばしば見受けられます。さらに、カバー、オビ、表紙など「付き物」のサイズと、本文のサイズを比較し確認します。背巾、裁ち落とし、袖の長さなどを確認し、印刷後に正常に製本されるDTPデータの状態であるかをチェックします。

色数

一つの折の中に、1色で制作されているページ、4色で制作されているページが混在しているかどうかを確認します。仕様書もしくは台割を確認し、

1色の折の中に多色で制作されているページがないか?

2色の折の中に4色が混じっていないか?

4色の折の中に特色指定のページがないか?

などをチェックします。 特に2色や3色の折には、特色指定をしているページと4色指定をしているページが混在している例が数多く見られます。

RGB画像

印刷の出力(CTP、フィルム)はCMYKの分版データで行われます。DTPデータに使われている画像は、CMYKモードになっているのが製版作業上、望ましい画像カラーモードです。 支給された画像がRGB画像になっている場合は、CMYKモードに変換する必要があります。そのためデータ内にRGB画像が含まれているかどうかをチェックします。

フォントの確認

DTP制作に使用されるフォントは、4つのフォントフォーマットに大別できます。

  • オープンタイプ
  • CID
  • OCF
  • True Type

です。この中でTrue Typeフォントは、印刷物制作を目的とした場合、文字化け、解像度をはじめとするさまざまな障害があるため、DTP制作で使用しないのが一般的です。しかし、デザイン的な処理を行う上でTrue Typeフォントを使用することがあります。この場合は、True TypeフォントをDTP制作過程内でアウトライン化によりフォントを画像化します。画像化されたフォントは画像として認識されるため、文字の形を維持したまま出力されます。

DTPデータ内にTrue Typeフォントがそのまま使用されているかのチェックが必要となります。

レイアウトの確認

レイアウトの内容は、要請がない限り確認作業を行いません。しかし画像貼り込み位置、文字位置、ノンブルの位置、柱位置などのあきらかな間違いがあることを見つけることがあります。

データ修正

データの修正を行う場合は、修正要件が二つに大別できます。

  • お客様サイドの要望により修正を行う
  • DIPでチェックした際に、修正するべき個所が見つかったとき

お客様サイドの要望による修正は、そのまま修正作業に取りかかれますが、データチェックで発見した修正するべき個所はDIPの独断によって修正することができません。了解のない修正は著作物を改竄したことになることがあるため、どんなに明らかな間違いであっても、お客様の了解を得て、修正作業に取りかかることになります。

お客様サイドの修正要件

お客様から支給されたデータであっても、さまざまな理由により入稿後にデータを修正することがあります。

  • 文字修正
  • レイアウト修正
  • 版型(版サイズ)変更
  • 画像修正

レイアウト修正や版型変更の場合、サイズの変更に伴ってノンブルや柱、つめなどの位置がずれないように注意を払い修正を行います。

画像修正では、色調変更の場合スキャナ部門に画像を送り、色調の調整を行います。

複雑すぎる修正や一般の印刷常識を越えるような判断を求められる修正要件に対し、修正作業をお断りすることもあります。

DIPのチェックによって見つかった修正個所

チェック作業の結果により見つかった修正するべき個所は、当社営業部を通じてお客様に問い合わせをします。この場合、修正に対する権限の範囲や責任範囲を明らかにした後に、修正作業に取りかかります。

DTPデータ制作

お客様の特別な要望により、DTP制作を行うこともあります。特に同一レイアウトのページが大量にある場合、エクセルなどで作成したデータベースからの流し込みなどのデータ制作を得意としています。

DTP制作アドバイス

シリーズもの、雑誌などの定期もの、同体裁の書籍などのDTP制作にあたって、事前に制作注意点などをアドバイスすることがあります。印刷物制作は一般では考えられないような決まり事(折単位の面付けなど)が多数あり、そのすべてを知識として習得するには相当の経験を積まなければなりません。DIPでは製版、印刷、製本に関する基礎知識と供に、DTP制作でのポイントをアドバイスいたします。