東京印書館オリジナルカレンダー  富士山 大山行男

写真:大山行男

発行・印刷・製本:東京印書館
発行日:2023/1

判型:B4縦変型判(275×300mm)
頁数:28p
製版・印刷:プロセス4C、Fairdot2(350線)
インキ:T&K TOKA UV CORE TYPE-A ブロード
用紙:ニューVマットFSC-MIX(FSC®森林認証紙)
製本:中綴じ製本

プリンティングディレクション:髙柳昇(東京印書館)

今回は、当社のオリジナルカレンダー『富士山』をご紹介いたします。富士山撮影の第一人者である写真家・大山行男氏に毎年写真を依頼し、当社の技術の粋を尽くして作成しているカレンダーが、今年も完成いたしました。

大山氏は、富士河口湖町富士ヶ嶺を拠点に活動。自作のエイトバイテン(8×10)の大判カメラを使用して富士山、樹海の撮影を行っています。独自の作風を追い求めて、常に富士山と向き合い続けておられます。

二度と同じ富士は見ることができない
富士は無限の相
だって富士は10万年も20万年もこれから先、生き続けるからだ
ー大山行男 オフィシャルサイトより

インキは広色域、高発色のブロードインキを使用し、350線のフェアドット(高精細)印刷により、印象的で色彩豊かな様々な表情の富士を再現しました。用紙はFSC®認証紙であるニューVマットFSC-MIXを使用し、環境面にも配慮しております。

日々違った表情を見せ、一期一会の出会いがある壮麗な山、富士山。この美しいカレンダーとともに素敵な一年をお過ごしいただけたらと願います。このカレンダーは大山氏のオフィシャルサイトでも購入いただけます。ぜひご覧ください。

担当プリンティングディレクターより

髙栁 昇

富士山撮影の第一人者写真家大山行男さんの写真を使用し、一にも二にも美しい写真のカレンダーに仕上げました。

出来るだけ濁りを抑えてクリアーな製版をしていますが、写真の階調、ボリューム感、暗部の締りは豊かに。細やかな階調をより再現するべくフェアードットスクリーン(350線相当のハイブリットスクリーン)を使用しています。

通常のプロセスインキでは発色出来ない鮮やかな色にも対応可能な高色域インキである、ブロードインキを使用して印刷。印刷で濁った印象を受けないギリギリまでインキを盛り込み、濃くリッチに仕上げています。

富士山 大山行男 Mt.FUJI 2023 CALENDAR (東京印書館) | 大山行男オンラインショップ

27.5 x 60cm 中綴じカレンダー