1972年の創刊以来、日本の歴史と文化を探ることを原点にクオリティーの高いビジュアル、充実した歴史資料により国内屈指の文化情報誌として根強く支持されている「別冊太陽」

毎号、その分野で一流の執筆陣により一つのテーマを徹底して掘り下げられており、じっくりと知識を深められます。

2月号の特集は「王羲之と顔真卿」。漢字の成り立ちや書の鑑賞についての入門的な内容も盛り込まれており、漫画による少しくだけた人物エピソードなど、中国の書や漢字の初心者の読者でも親しみやすい内容になっています。

「一回性の芸術と言われ、作者の胸懐が如実に吐露される書は、書かれた文字をたどることによって作者本人の感動を追体験できます。机の上に名跡を広げれば、何百年前の書であっても作者と対話ができ、名画を広げれば、時空を超えて過去の景勝地に遊びに行けるのです〜」本文15ページ “書の鑑賞”より

2大書聖と呼ばれる王羲之と顔真卿の作品を通して歴史を学び、書や漢字への教養を深めることの奥深さ、楽しさをじっくりと味わうことができる一冊。一家に一冊の永久保存版として、ぜひお買い求めになられてはいかがでしょうか。