別冊太陽スペシャル ル・コルビュジエ モダニズム建築の美を追いかけて

編集人:日下部行洋
発行者:下中順平
デザイン:川添英昭
撮影:ハナブサ・リュウ

発行:(株)平凡社
発行日:2023/9/25

判型:290×220mm
頁数:176p
製版・印刷:プロセス4C
用紙:表紙:ブランシューTZ 本文:雷鳥マットコートZ
製本:あじろ綴じ並製本

日本ではル・コルビュジエという建築家の事を、ご存じの方はあまり多くないと思います。

モダニズム建築の巨匠といわれ、近代建築の三大巨匠と評されるル・コルビュジエ。その作品群”ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-”は2016年に世界遺産リストに登録されています。本書にはそんなコルビュジエの建築作品の美しい写真と、それに魅せられた写真家や建築家のコラムや対談がふんだんに掲載されています。

20世紀を代表する建築家として、あまりに有名なル・コルビュジエ。
世界各地に建築を残し、今なお多くに人々に影響を与え続けている、
ー”冒頭 撮影者ハナブサ・リュウ”

本書の写真はハナブサ・リュウ氏の手により撮影され、コルビュジエの”原点”と評されるファレ邸から始まり時代・地域別に解説がされています。


ロンシャンの礼拝堂は世界遺産 ”ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-” の中でも特に有名なものです。

コルビジュエの建築作品の魅力を建築家と写真家が対談する、という面白い試みもあります。

ちなみに世界で有名なル・コルビュジエですが、日本に彼が手がけた建築作品は一つしかありません。それは彼の名とは別の理由で有名であり、国内外から観光客も多数訪れる場所なのですが・・・ご存じでしょうか?

実は上野にある国立西洋美術館の基本設計が彼の手によるものなのです。

これから国立西洋美術館に行く予定のある方などは、所蔵品だけでなく建物そのものにもぜひ目を向けてみてください。

(著 製版課:佐野)

担当プリンティングディレクターより

細野 仁

打合せ時に編集担当の方、写真家のハナブサさんとWeb会議を行い写真のポイントとなる部分について共有しました。

ル・コルビュジエ の代表的な建築と撮影時の情景について製版上でどのように仕上げるか、建築物の奥行きや室内の雰囲気をよりダイナミックに表現できるかがポイントになります。

建築物中心に重厚な印象を持たせるため極力、ボリューム感と奥行きを意識した製版設計をしました。また、外観は自然光での撮影ですので全て同じような仕上がりではなく、その地方の気候や季節も意識して製版しています。

更に、製版上で補えない濃度に関しては、印刷時にインキ量を調整することで対応しています。