DAIDO MORIYAMA  LABYRINTH 英語版

著:森山大道

発行:Aperture/Akio Nagasawa Publishing
発行日:2012/10/31

判型:A4縦変型判(300×225mm)
頁数:312p
製版・印刷:特色2C(特スミ+特グレー)、スーパーブラックダブル、カバーはグロスPP加工、表紙はマットPP加工、表紙裏は超被膜グロスウェットニス
用紙:雷鳥マットコート、インバーコート
製本:並製PUR製本、雁垂表紙

今回ご紹介するのは、2012年刊行、写真家・森山大道氏の写真集『DAIDO MORIYAMA:LABYRINTH』です。1960年代から2000年代まで、数十年にわたり撮影された数々の写真のコンタクトシートをコラージュで再構成した作品集。

戦後日本を代表する写真家東松照明、細江英公らの系譜を継ぎ、1960年代後半よりフリーとして活動、中平卓馬、高梨豊らによる「プロヴォーク」のメンバーとしてコンセプチュアルな作品を発表。以降「にっぽん劇場写真帖」「写真よさようなら」を始めとした語り継がれる名作を残し、荒木経惟らと共に世界的に最も人気の高い日本人写真家として不動の地位を築いた森山大道氏。

「本作でのコンタクトシートの再構築に際して、否応なくこれまでに撮影したフィルム全てを見返すこととなった。」と語る森山氏。フィルムを見返すことは、同時に自身の写真家としての道のりを振り返ること。森山氏自身が再構築した1枚のシートのなかには、60年代から 2000年代までのネガが詰まっています。完成後、その過程を振り返り、本作を自身で「LABYRINTH( 迷宮 )」と命名しました。

1つ1つのカットが連なっているからこそ、生まれる動きやリズム。視線や垣間見える思考。名作と知られる作品の前後のカットだけではなく、シャッターを押す行為そのものの本質に迫ります。名作の背後に潜む謎、写真家の「視線」「思考」や「間」など、コンタクトシートを通して森山大道氏の知られざる一面が垣間みれるユニークで興味深い作品集です。ぜひご覧ください。

Art & Editorial Direction:Akio Nagasawa
Designer:Hiroshi Nakajima
Publication Cordination:Ivan Vartanian
Front flap copy:Akio Nagasawa and Ivan Vartanian
Translation from Japanese:Ivan Vartanian