月暦二十周年記念の2016版「月と季節の暦」は「歳時夢幻─在りし夜の月」、「月暦二十周年記念 暦と私」、「月で読む萬葉集」の3つの特集を組んだ内容あふれる「暦」になりました。「月と季節の暦」は月のリズムをもとにした月暦です。またこの暦は月だけでなく立春、春分、夏至ということばがあるように、二十四節気といわれる太陽の位置を示す24の節目で成り立っているので、新月と立春が密に結びついています。1月1日が正月、3月3日が桃の節句で、5月5日が端午の節句というようにみな月暦による日付けが成り立っていたのです。月に関するすべての情報(月齢、月の出入り時刻、大潮・小潮、満潮時刻)、また太陽のリズム(二十四節気、七十二候)を収め、私たちの生活を支える両輪である月と太陽の日々の状況が手に取るように分かるよう作られています。月と季節の暦制作室様より発売。