パリのクロッシェレースドイリー:アンティークを知る、つくる、使う

本場フランスのアンティークレースから厳選されたクロッシェで編めるドイリーを、その編み方を写真とともに解説した一冊。製版印刷と製本を担当致しました。

本文用紙にはしなやかな手触りと色再現性、軽さを兼ね備えたマットコート紙「アルティマックス」を採用。写真は全てプリンティングデイレクターが、用紙・印刷適正を考慮してRGBデータからCMYKデータへの変換と色調調整を行ない、レースのきめ細かいディテールや質感の印刷再現にこだわりました。

<用紙>
本文:アルティマックス K/1T 94.5KG
表紙:しらおい K/1 Y 125KG
カバー:OKトップコート+ K/1 T 93.5KG
見返し:キャピタルラップ 46/1 T 86KG

<製本・加工>
あじろ綴じ/カバーグロスPP

内容紹介

著者:福島明子
発行元:誠文堂新光社
発売日:2020/3/11
判型:B5変形(縦257mmx横190mm)
ページ数:128

パリやフランスのアンティークのレースはなかなか手に入りません。
でも、自作できたら素敵です。
そんなニーズに応えるために制作されたのがこの本です。

1)レースの中でも、比較的かんたんに作れるクロッシェレース のドイリーを紹介しています。
2)円形、楕円形、星形、細い糸、太い糸、十字、ロゼット、松かさの模様、立体バラを編みつけたもの・・全40点。
3)習作、秀作を含みます。なぜならアーカイブスだからです。
4)すべてのドイリーにJIS記号の編み図をつけています。全形図が主体、記号をたどればつくれます。
5)アンティークやレース、ドイリーにまつわる読み物、コラムも充実しています。
6)ドイリーってなんだろう、そんな疑問に答える歴史考察もあります。
7)ドイリーアーティストの話など、最新情報も紹介しています。

パリ在住著者の自叙伝的エッセイを巻頭に織り込んでの展開する本書は、「作る」だけでなく、パリ気分が味わえる内容になっています。

(誠文堂新光社ウェブサイトより)