2022年「視点」第47回展作品集

発行:日本リアリズム写真集団
発行日:2022/6/7

判型:AB縦判(257×210mm)
頁数:144p
製版・印刷:プロセス4C、特色2C(コンクスミ+特グレー)、特色1C(コンクスミ)、表紙はグロスPP加工
用紙:b7トラネクスト、b7ナチュラル(I )オペラホワイトゼウス、北越アートポスト、タント N-8
製本:あじろ綴じ並製本

今回は、日本リアリズム写真集団の全国公募写真展『2022年「視点」第47回展作品集』をご紹介いたします。

「視点」は1976年に始まり、2022年で第47回目となります。コロナ禍の生活が3年目に入り、写真撮影活動もままならない状況ながら、624名から1,272作品の応募があったそうです。今回の作品集には、その中から255名の265作品が掲載されています。

「視点」委員会・委員長の足立君江氏の講評によれば、視点賞を受賞した松本アキラ氏の「2022年終末時計100秒」は、コロナ禍の現実や自然、ウクライナ情勢などへの不安を写真に閉じ込めた印象とのこと。

その他にも、身近な人々の暮らしのなかに気付かされる様々な瞬間を、独自の視点で切り取った秀作が揃っています。日本の高齢化社会、高校球児の青春、過疎地の厳しい冬、ウクライナ侵攻に対する抗議する人、コロナ禍でのオンライン授業、愛犬と少年など、社会情勢からふとした日常の瞬間まで、種々の作品が掲載。

印刷に際しては、原稿の応募プリントに合わせて製版を行っています。また、モノクロ写真は、コンクスミとグレーのダブルトーンで階調表現を豊かにし、暗部を引き締めています。

残念ながら、2022年「視点」第47回作品展は会期終了となりましたが、こちらの作品集につきましては日本リアリズム写真集団まで、ぜひお問合せください。

編集:日本リアリズム写真集団・2022年「視点」委員会
編集構成:鈴木純平+金瀬胖、滝川淳
アートディレクション:滝川淳

2022年第47回全国公募写真展「視点」選考結果と展示のお知らせ

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