指輪が語る 宝石歴史図鑑

著者:諏訪恭一
写真:中村淳

発行:世界文化社
発行日:2022/3/30

判型:B6縦変型判(183×128mm)
頁数:256p
製版・印刷:プロセス4C(本文、帯、カバー)、特色1C(特青、表紙)グロスPP加工(帯)、マットPP加工(カバー)、
用紙:アルティマックス、OKミューズガリバーグロスCoC ホワイト、オーロラコート
製本:糸かがり上製本

今回は世界文化社様刊行、諏訪恭一さん=著、中村淳さん=写真の「指輪が語る 宝石歴史図鑑」をご紹介いたします。


201点の指輪で、宝石の歴史を語る、唯一無二の宝石図鑑です。指輪は、装飾品である以前に、お守りや印章であったり、愛や追悼の想いを表す身近なアイテムでした。
世界的にみても貴重な文化遺産といえる指輪とともにある宝石。その小さな美の歴史を辿ります。宝石歴史年表付き。

掲載の指輪は、実業家、橋本貫志氏(1924-2018)の14年の歳月をかけて蒐集したコレクションから、宝石をテーマに厳選。

古美術蒐集家であった橋本氏の美意識のもと、素材、技法、用途、形式などに偏りがなく、制作地もヨーロッパからアジア、ラテンアメリカと広範であり、さらに、制作年代は古代エジプト、紀元前のローマから、ルネサンス、アール・ヌーヴォやーと時代を辿り、現代に至るまで4,000年に及ぶという、世界屈指のコレクションです。(<橋本コレクション>国立西洋美術館蔵)

またこの図鑑の面白いところは、宝石の種類やカットの表記のみならず、指輪のサイズまで記載があり、当時どんな人がその指輪を嵌めていたかにまで思いを馳せることができます。

ページをめくるたび、素晴らしい宝石の数々に目を奪われます。ジョルジュ・フーケとアルフォンス・ミュシャがコラボして制作されたアール・ヌーヴォーの傑作や、ココ・シャネル愛用の指輪、1930年ロンドンで販売されたカルティエ、紀元前1世紀の古代ローマの指輪、古代エジプトのスカラベ、1960年代のハリー・ウィンストンetc.と、本当にすごいコレクションで壮観です。

美しい宝石の写真、特にカッティングなどのディテールと色を鮮明に製版、印刷しています。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」にて、本書掲載の指輪は全点展示予定です。この展覧会は、国立科学博物館(2022/2/19~6/19)にて開催中、2022年夏には名古屋博物館で開催予定です。ぜひこの書籍で宝石についての興味、知識を深めていただき、展覧会にもお運びいただきたいです。

編集制作:平澤香織、坂本美優(株式会社アーク・コミュニケーションズ)
編集協力:宝官優夫(アイクインターナショナル株式会社)
取材:岸並徹
撮影補助:小澤晶子
装丁・デザイン:杉本ひかり
校正:大道寺ちはる、熊沢正子、米原典子、星野智子
編集:土肥由美子(株式会社世界文化社)

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

開催概要.展覧会名:特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」会期:2022年2月19日(土)~6月19日(日) ※休館日、入場料、入場方法の詳細は決定次第、本サイトでお知らせします。