建築模型展 —文化と思考の変遷—

発行:WHAT MUSEAM

発行日:2022/4

判型:B2縦判(728×515mm、ポスター)A4縦判(297×210mm、チラシ)
製版・印刷:プロセス4C(ポスター)、プロセス4CにUVシルク加工(チラシ)
用紙:b7トラネクスト
製本:断裁加工

今回はWHAT MUSEAM様で開催される「建築模型展—文化と思考の変遷—」のポスター、チラシをご紹介いたします。

建築の模型は古くから先例や手本の蓄積であるとともに、建築文化を伝達する媒体としての役割を果たしてきました。

現代建築においては、試行のツールとしてはもちろん、材料や技術の発展と並行し、建築家の多様な模型表現がみられるようになり、建築模型は建築そのものの表現や概念に影響を与えてきたぞうです。

この展覧会では、建築模型そのものに着目し、古代から現代までを総覧することで歴史的な文脈の中で模型がどのような役割を果たしてきたのかを考察し、その意義に迫るものとなっています。

古墳時代の家形埴輪、江戸時代に制作された延岡城木図、建築家・磯崎新によるアンビルドの模型「東京都新都庁舎計画」、三分一博志による「パンタドーム構法模型」など現代建築家・構造家による建築模型を含む20点以上の模型作品を展示します。

チラシの印刷には珍しい加工ですが、UVシルク厚盛加工を施し、建築物の写真を型抜きした箇所に特殊なインキで厚く盛り上げています。見た目からも建築物がツヤツヤと立体感を帯び、さらにお触りいただくと凹凸感もお楽しみいただけます。

この展覧会は、WHAT MUSEAMにて、2022年4月28日~10月16日まで開催されます。会期中には「模型制作」を体験できるイベントも開催が予定されています。建築模型そのものの価値を再考するとともに、模型に触れることの楽しさも共有できる、本展覧会。ぜひお運びください。

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