私をときめかせる服

著者:遊布工房 斉藤美紀子

発行:日本ヴォーグ社
発行日:2022/7/16

判型:AB縦判(257×210mm)
頁数:96p
製版・印刷:プロセス4C、特色2C(特グレー+特ピンク、特赤+特青、特青ダブル)カバーはグロスニス
用紙:ユトリロプレミアエクセル、メヌエットフォルテW、バルキーボール、AライトスタッフGA-FS
製本:あじろ綴じ並製本

今回は、遊布工房 斉藤美紀子さん著の『私をときめかせる服』をご紹介いたします。

大好評『私が自然体でいられる服』に続く、遊布工房 斉藤美紀子さんによる著書第二弾。一見シンプルで飽きのこない普遍的なデザインながらも、ラインにちょっとトレンドを効かせていたり、着心地の良さ、作りやすさを追求した、他にないデザインが魅力です。

ミセス世代がさりげなく、カッコ良く、日常をときめかせてくれるようなオールシーズン活用できるお洋服をバラエティ豊かに計21点掲載。作品の難易度は易しいものばかりで、ソーイングが初めての方でも作れるよう、作り方は分かりやすく丁寧に解説。S・M・L・2L・3Lサイズの実物大型紙3枚つき。

いわゆるミセス世代、40代半ば差し掛かると、若いころと同じような格好は難しくなってきますし、着たい洋服の選択肢が狭まりがちです。しかし本書に紹介されているお洋服は作り方もデザインもいたってシンプルにもかかわらず、程よくトレンドを押さえたものばかりです。同じ型紙で布地やボタンなどを変えて自分好みにカスタマイズできるのも手づくり服の醍醐味。

製版・印刷については、洋服のディテールがよく見えるようにするのはもとより、モデルさんの肌を健康的で血色良い自然な色調にしています。

きっとチャレンジしてみたくなるお洋服が見つかる本書を参考に、皆様もソーイングをはじめてみてはいかがでしょうか。

アートディレクション:成澤豪(なかよし図工室)
デザイン:成澤宏美(なかよし図工室)
撮影:白井由香里
スタイリング:荻津えみこ
ヘアメイク:AKI
モデル:青木沙織里
作り方解説・パターングレーディング:丸山千恵(スタジオシルエット)
校閲:今寿子
編集協力:八文字則子
編集:佐伯瑞代