KAZUYO SEJIMA RYUE NISHIZAWA SANAA 1987-2005 Vol. 1 / 2005-2015 Vol. 2 / 2014-2021 Vol. 3

著者:妹島和世、西沢立衛

デザイン:妹島和世、西沢立衛

発行:TOTO出版(TOTO株式会社)
発行日:2021/12/10

判型:A4横変型判(216×290mm)
頁数:256頁/272頁/144頁
用紙:ニューVマット
製版・印刷:プロセス4C、カバーはグロスPP加工
製本:糸かがり上製本、段ボールケース

今回は、TOTO出版様刊行、建築家の妹島和世氏、西沢立衛氏の作品集「KAZUYO SEJIMA RYUE NISHIZAWA SANAA」をご紹介いたします。

世界で活躍する建築家、妹島和世氏、西沢立衛氏の各個人事務所と、両氏が主宰するSANAAの、1987年から2021年までの活動を年代順に紹介する3巻セットの作品集。その30余年の活動と思考の軌跡を総覧することができます。

建築、都市マスタープラン、内装、家具、雑貨、書籍に至るまでその30余年の活動と思考の軌跡を総覧できます。この作品集をひとつの建築と考え、建築設計に近いやり方でつくったという、妹島、西沢のクリエーションへのこだわりが詰まったブックデザインにもご注目ください。

妹島和世+西沢立衛/SANAAは、妹島和世氏と西沢立衛氏による建築家ユニット。2004年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 金獅子賞、2010年プリツカー賞など数多くの賞を受賞。主な作品に、「金沢 21 世紀美術館」(石川県)、「ニューミュージアム」(アメリカ)、「ROLEX ラーニングセンター」(スイス)、「ルーヴル・ランス」(フランス)など。

この作品集では上述のようなハイソサエティな建築物だけでなく、パチンコパーラーや再春館製薬女子寮、調布北口交番のような、比較的身近な建築も多数紹介されている点が面白いです。ただそのような建築についても、お二人の美意識は貫かれていて、作品としてとても素晴らしいものとなっています。

その他設計図や建築模型、スケッチも多数掲載されており、お二人の建築物を完成させるまでのプロセスも知ることができ、大変興味深い内容です。また建築物だけにとどまらず、空間を彩るテーブルや椅子など家具や小物のデザインも多数手がけられていますので、そちらも面白く拝見しました。

建築を学ばれている方はもちろんのこと、空間設計やインテリアにご興味のある方には、充実の内容です。ぜひご覧ください。